こんにちは。
さて、先日からご案内しておりますが、 秋のスーパー中古ピアノセール 期間に突入しました。
もう詳細はご確認いただけましたか?
まだの方は↓の画像をクリックしていただき、弊社のWEBサイトへ!
皆さん、購入ボタンを押す準備はよろしいですか??
ディスカウント!
結構頑張った金額だと思うのです。
というか、頑張りました。ほぼお客様還元セールです。
中には、セール値引きでほとんど利益にならないピアノも出てしまいました。
他社と比べるつもりはありません。同じピアノが他より高い、安い、ということは、ウチにとってはあまり意味のないことだと思っています。
普段から自分の値段に自信をもってお出ししているからです。
中古ピアノの場合、ピアノ1台1台、お譲り頂いた費用(運送費とかも)が違っています。それぞれ状態もまちまちですから、当然ではないでしょうか。
そこから修繕にかかるわけです。旧オーナーの使用頻度や保管状況次第で、すべて原価になり、案外かさんでくるもの。
それだけではありません。
倉庫で在庫している間は、いつでもお客様にご覧いただけるように定期的にメンテナンスする必要があります。メンテするたびに、費用は膨らみます。
ちょっと長い間、置いてあるピアノはだんだん儲けが薄くなる、というわけです。今回、利益が出なくなったピアノはそういう部類です。
ただ逆に、お客様にとっては都合のいいピアノだと思います。
メンテナンスは大事
大抵ピアノの処分を考える方は、「弾かなくなった」ことが一番の理由です。
【弾かなくなる→調律などのメンテナンスをしなくなる→いい加減売却しようか…】
このような構図でしょう。
ここで注目すべきは、メンテナンスをしなくなる、というところです。
要するに、ウチが手を入れようとしたときには、直近の数年間は調律されていないピアノが多いのです。
そういうものはピアノの音律がなかなか保持できません。新品時よりはかなりマシですが、狂った状態にピアノが慣れてしまっているので、それを矯正していく必要があります。
これには、時間がかかるのです。本当に。1回で元通りになるものもあれば、2回3回と調律を繰り返して、ようやくシャキッとなるピアノもあります。
商品管理上の定期調律はそれとは別で、仕上がった状態のピアノを維持していくための調律作業になります。でもやっている作業内容は同じです。
長期間の在庫品は、お客様にとって、何度も繰り返してよく調律して、より安定した状態のピアノがお届けできる、ということでもあります。
途中で雑音や、その他不具合が出てきたら、その都度直していますし。
まぁ、ピアノ屋にとっての不具合なんてお客様からすれば、気が付かないし、どうでもいいこと、であったりしますが^^;
そんな些細なことも含め、長期在庫はよく整備されている、と思ってください。
ピアノが売れるタイミングって・・・
ということは、長期間売れなかった理由のある在庫品、ということではないのか?
そういう理由があったら直したいし、あったら教えてもらいたいもんですよ。同じピアノでも、すぐに売れたり、1年たってもお問合せ自体が全くなかったり。
予想できるなら楽なのでしょうけどね。
とにもかくにも、お客様がいいピアノと出会えますように願っております。
いつでも、連絡してくださいね♪♪♪