ジャパンピアノTV-CM 作成に向けてディスカッションを始めてから数か月、演出や衣装、振付、出演者オーディションなどを経て、3月に撮影の日を迎えました。
ジャパンピアノTV-CMができるまで-1を見る
スタジオ
撮影は東京近郊のスタジオで行われました。コロナ禍での撮影という事で、撮影参加スタッフ、キャスト全員、撮影1週間前からの検温と体調管理を徹底。当日は可能な限りのソーシャルディスタンスを保ちながら、常時換気を行いました。
私たちは撮影当日だけ立ち会わせて頂いたのですが、制作スタッフの皆さんは、前日から、建て込み(スタジオや舞台のセットをつくり、飾り込むこと)などの準備に入って下さっていました。当社からは前日にピアノを3台搬入。その中から、セットに合わせた2台を使用する事になりました。
当日
当日もスタッフさんは朝早くからIN。キャストさんも午前中に入り、お着換え、メイク、ダンス練習です。
撮影は午後から、カット毎に進んでいきます。
はじめに撮影したのは、”引き”の映像。画面に全体がおさまるようなカットです。その後、キャストさんの腰から上までを画面に納める"ミドルカット”、お顔アップの”寄りカット"、ピアノの前に座っているカット、別背景のカットなど、細かく分けながら撮影をします。
カットとカットの間のセッティングチェンジも含め、撮影は約7時間に及びました。
撮影時の画像をご紹介できないのが残念ですが、キャストの方もスタッフのみなさんも、何度も映像を確認してはちょっとした表情や動きを変化させたり、私たちの希望を取り入れてくださったり、本当によりよい映像をつくろうという思いが伝わってくる現場でした。
編集1回目のチェック
撮影の一週間後には、撮影した映像を仮の状態に編集した映像を、監督さんや制作の方々と一緒に確認させていただきました。
仮の状態といっても、私たちから見ると完成形に見える映像でしたが・・・。それでも、「このカットではなくもう一つのカットを使おうか」「歌詞はどこにいれようか」「タイトルや社名、電話番号はどうしようか」「文字の色はどうしようか」「全体の色合いや明るさはどうか」など、ひとつひとつ相談をしながら、決めていきます。私たちの要望にその場でサッと対応してくださり、すぐに修正した映像をお見せいただけるなど、プロの方々の技を拝見することもできました。
編集最終チェック
1回目の編集チェックから1週間後には、最終チェックが行われました。前回の打合せの意見を取り入れた、ほぼ完成形の状態の映像をチェックします。
よりブラッシュアップされた映像の中で、最終的に気になる事を修正します。ほとんど変更点はありませんでしたが、電話番号の見やすさを調整。最後に、電話番号や社名などの表記ミスはないか、ひとつひとつ確認して完成!!
想像以上によい映像ができあがり、大満足です。
完成
制作のアイデア、キャスト・スタッフの方々のプロ意識、多くの皆さんのお力でとても良い映像が出来たと思っています。
この映像を通じて、皆さんに「ジャパンピアノ」を知って頂けたら嬉しいです。