「アップライトピアノとグランドピアノのちがい。」
というと、何を思い浮かべますか?
外見でわかるだけでも、「形」「音量」「大きさ」等、いろいろと見つかりますが、 両者のちがいの本質は、その「表現力」ではないかと思います。

グランドピアノの幅広いダイナミックレンジ、豊かな響き、多彩 な音色、手につくタッチ感、それらのすべてがあいまって、豊かな音の表情をつくることができます。

グランドピアノは、限られた設置面積でピアノ演奏が楽しめるように弦を縦に張りコンパクトにした設計のアップライトとは、根本的に構造がちがいます。

たとえば「ハンマーアクション」

アップライトピアノのアクション

グランドピアノのアクション

 

アップライトピアノのハンマーは、 弦を前から打ちますが、 グランドピアノのハンマーは 弦を下から打つようになっています。

アップライトピアノは前から弦を打つので、ハンマーをもとの位置に戻すにはスプリングの力が必要です。
そのため、トリルなどの素早い連打に限界があります。

グランドピアノのハンマーは、 ハンマー自体の重さで元の位置に戻るようになっているので、 無理がなく動きがスムースです。
トリルのように連続して鍵盤を叩くときに、 その差がはっきりとわかります。
また、弾き手の繊細な指の動きがダイレクトに伝わるので、ピアニシモからフォルティシモまで、非常にダイナミックレンジが広く、豊かな表現が可能となります。

このほかにも、シフトペダルやソステヌートペダル等を使用し、弾き手の感情を十分に表現することができます。

こちらのページでも「アップライトピアノとグランドピアノのちがい」についてご案内していますので、ぜひご覧下さい。

https://www.e-jps.jp/html/page6.html


2016年02月29日