温度湿度計

冬本番。寒い日が続くと暖房もフル稼働ですが、ピアノのコンディションを良い状態で保つためには、湿度にも注意が必要です。
ピアノは「過湿」「過乾燥」「急激な湿度変化・温度変化」が大の苦手。
ピアノにとって望ましい温度は15℃~25℃程度、湿度は40~60%程度。
人にとっても快適な温度・湿度といえます。
湿度や温度の急激な変化は、人の体調にも影響をあたえますが、ピアノにも対しても同様で、木材などに強く影響し、ピアノの心臓部ともいえる「響板」が割れてしまうこともあります。

やっかいなことに、日本の多くの地域の気候は「温暖湿潤気候」で、 夏季は高温多湿で冬季は比較的気温が低く乾燥していて、温度・湿度の移り変わりがはっきりとしています。
乾燥しがちな冬は加湿器、湿度の高い夏は除湿器を使うなど、人もピアノも快適に過ごす工夫が必要です。

さて、ここまでお話しすると
「ピアノって管理が大変なのね。所有して大丈夫かしら?」と思われますよね。
ここは、さすがの Made in Japan です。
日本製のピアノとりわけヤマハのピアノは、 日本の気候に合っているようで、よほどのことがなければ「響板が割れる」などの致命的な事はおこりません。
中古ピアノの仕事に就いてから、さまざまな状態のピアノを沢山見てきましたが、ヤマハは本当に頑丈で安定した製品をつくっていると思います。

「じゃあ、輸入ピアノはダメなの?」というと、そうではありません。
ヨーロッパの老舗メーカーが作りあげるピアノは、その音色の多彩さ、響きの美しさに驚くばかりでです。その何にも代え難い音を維持するためには、ピアノの環境にある程度の注意が必要なのです。

ピアノにとって良い環境はこちら


2020年02月09日