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電子ピアノとピアノのちがい


電子ピアノとピアノの違い

白と黒の鍵盤が88鍵。 
一見おなじ仲間のように見える「電子ピアノ」と「ピアノ」ですが、大きな違いがあります。


家の電子ピアノでは弾けるのに、先生のお宅のピアノだとしっかり音がだせない。
「家の電子ピアノでは弾けるのに、先生のお宅のピアノだとしっかり音がだせない。」 そんなお声を良く耳にします。

電子ピアノで練習している生徒さんに多いお悩み
 ・しっかり音がだせない。
 ・弱いタッチの表現ができない。
 ・ペダル操作が不自然。
 ・綺麗な音色で表現できない。 等

電子ピアノとピアノでは音を出すしくみが違いますので、このようなお悩みがでてしまいます。


音を出すしくみ
ピアノは、指先で鍵盤を押し、その力でハンマーを動かし、弦を叩いて音を出します。
打弦による振動が響板を伝わって、豊かな広がりを生むと共に、叩いた弦以外の弦の共鳴も加わって、独特の響きを生み出します。
一方、電子ピアノには弦が存在しません。
鍵盤はいわば音を出すためのスイッチで、打鍵を感知し電子音源を発音させ、スピーカーを使って増幅しています。


タッチ

ピアノは、約5,500個もの精密な部品から成るアクションと呼ばれる打弦機構が、指先の微妙な動きをハンマーに伝えます。
弾き手のタッチによって、音色が無限に変わり、曲想をつけて表現豊かに弾くことで、情操を養うことができます。

電子ピアノには弦やアクションは存在しません。
弾き手が鍵盤を押す強さは基本的には音量の差でしかなく、弾き方の違いによって音色は変化しません。



音色
ピアノは、弾いていない弦も自然に共鳴し複雑な効果をもたらすため、弾き方によって、音色、音質が変化します。
この変化が弾き手の表現力を豊かにします。

電子ピアノは、ピアノを音をサンプリング(録音)した電子音です。
ピアノのように、弾き方によって自然な共鳴等の複雑な効果はあらわれず、深く豊かな表現はできません。


表現
ピアノは、音が鳴りはじめてから消えるまで、長い時間をかけて減衰していく楽器です。
また、タッチの強弱によって音量だけでなく、やわらかい音から、するどい音まで音色が変化することで豊かな表現力を生んでいます。

電子ピアノの音色は、製造過程でのサンプリング(録音)の技術が重要となります。
ピアノの88鍵すべてをサンプリングしている電子ピアノもあれば、、何箇所かをサンプリングし、 残りの音はそれを元につくっている電子ピアノもあります。
余韻等もサンプリング技術にかかっています。
電子ピアノの音色は、弾き手によって生み出されことはなく、誰が弾いても同じ音色となります。


電子ピアノは手軽で、いろいろな要素があるという面白さはあり、鍵盤のタッチも音色もピアノに似ていますが、ピアノではありません。
品質の良い中古ピアノなら、新品のピアノよりも低価格でピアノ本来のタッチ、響きを得ることができます。

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